桃尻語訳 百人一首 (大型本)
内容(「BOOK」データベースより)
魅力いっぱい!勝川春章の名作「錦百人一首あづま織」の版画を、木版画家デービッド・ブルさんが再現した本邦初の美しい元歌カルタと、おもちゃ作家の塚原一郎さんが、桃尻語訳から新たなイメージをふくらませて制作した斬新な桃尻語訳カルタ。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
橋本 治
1948年東京都生まれ。東京大学文学部国文科卒業。1977年『桃尻娘』で講談社小説現代新人賞佳作。以後、小説、評論、エッセイ、古典の現代語訳など、旺盛な執筆活動はとどまるところを知らない。1996年『宗教なんかこわくない!』で「新潮学芸賞」を受賞。2002年9月には、『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』で、「第一回小林秀雄賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
古今集・新古今集 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
日本の美意識と抒情の極致ともいうべき『古今集』『新古今集』。紀貫之・在原業平・小野小町・藤原俊成・式子内親王・西行・藤原定家など、錚々たる歌人たちの代表作が収められている。本書は、『折々のうた』でその鋭い鑑賞力を高く評価され、幅広い読者を獲得した大岡信が、日本の詩歌の最高峰に挑んだ力作。古典ファン待望の一冊である。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
大岡 信
1931年、静岡県に生まれる。東京大学文学部国文学科卒業。1956年第一詩集『記憶と現在』で注目され、59年には、清岡卓行らと「鰐」を結成、日本的な抒情と西欧的な手法との深い詩的結合をめざした。また、評論の分野でも活躍、1971年『紀貫之』で読売文学賞、80年には『折々のうた』で菊池寛賞、90年には『詩人・菅原道真』で芸術選奨文部大臣賞を受賞した。明治大学教授・東京芸術大学教授・日本ペンクラブ会長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
落窪物語〈上〉 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
源氏物語に先立つ、笑いの要素の多い長編小説。継子いじめの話として有名。
母の死後、父中納言の家で暮すようになった女君に与えられた部屋は落ち窪んだ所で、女君は継母にこき使われていた。少将道頼は、女君に深い愛情を抱くようになり、継母のもとから女君を救出し自邸へ連れ出す。
『源氏物語』にもあるように、継子いじめの物語は古くから作られてきた。『落窪物語』は、もとのままの形で残っている唯一の例で、『枕草子』にもその名が見える。底本に忠実に読み解いた、新たな校訂本文による決定版。―実母の死後、主人公の姫君に、父中納言の屋敷で与えられた部屋は落ち窪んだ所にあった。そこで「落窪の君」という屈辱的な名を与えられた姫君は、継母に虐待されていた。この姫君に愛情を抱くようになった少将道頼は、姫君を屋敷から脱出させる。しかし道頼には新たな縁談が持ち上がった。
内容(「BOOK」データベースより)
底本に忠実に読み解いた、新たな校訂本文による決定版。―実母の死後、主人公の姫君に、父中納言の屋敷で与えられた部屋は落ち窪んだ所であった。そこで「落窪の君」という屈辱的な名を与えられた姫君は、継母に虐待されていた。この姫君に愛情を抱くようになった少将道頼は、姫君を屋敷から脱出させる。しかし道頼には新たな縁談が持ち上がった。
定家明月記私抄 続篇 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
凉秋九月月方ニ幽ナリ―平安文化の最後に大輪の花を咲かせ、その終焉をも見とどけた藤原定家。源平争闘の中に青春期を持った彼は、後半生でもまた未曾有の乱世に身をおかねばならない。和歌を通して交渉のあった源実朝の暗殺、パトロンであり同時に最大のライヴァルでもあった後鳥羽院の、承久の乱による隠岐配流。定家の実像を生き生きと描きつつ、中世動乱の全容を甦らせる名著。続篇は定家壮年期から八十歳の死まで。
とりかえばや物語 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
時の権大納言には2人の妻と2人の美しい子供があった。優柔で羞恥心が強く女性的な若君と、活発な遊びと学問を愛す男性的な姫君。その傾向は年とともに顕著になり行末を案じた父は、姫君と若君をとりかえて育てることを決意する。やがて若君(姫)は右大臣家の婿となる。そして妻は妊娠…。人間が胎内に宿している儚なさ、頼りなさを奇抜な発想で描いた王朝末期の文学が雰囲気のある現代語訳で甦る。
あらすじで読む日本の古典 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
かつてこんなにも美しい日本があった。そして、そこに生きる人たちの織りなす綾、語られる知恵は、今でも私たちの胸に沁みわたる。第一線の研究者たちによる、最高の古典への誘い。名著25編の現代語訳ダイジェスト傑作選。
内容(「MARC」データベースより)
日本人って、こんなに深くて、おもしろい! 古事記、万葉集、竹取物語、古今和歌集、宇治拾遺物語、おくのほそ道、雨月物語など、古典作品の名著25編の「あらすじ」やおもしろい「さわり」を現代語訳で紹介。
和泉式部日記―現代語訳付き (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
情熱の歌人和泉式部と、冷泉天皇皇子敦道親王との10ケ月に及ぶ恋の物語
弾正宮為尊親王追慕に明け暮れる和泉式部へ弟の帥宮敦道親王から便りが届き、新たな恋が始まった。和泉式部が宮邸に迎えられ、宮の正妻が宮邸を出るまでを、140首余りの歌とともに王朝女流日記の傑作
内容(「BOOK」データベースより)
140首余りの珠玉の和歌を擁する、王朝女流日記文学の傑作。今は亡き恋人への追慕に明け暮れる和泉式部へ、弟の帥宮敦道親王から便りが届き、新たな恋が始まった。和泉式部が宮邸に迎えられ、宮の正妻が宮邸を出るまでの10か月を、技巧を駆使した贈答歌とともに綴った、物語的な側面をも兼ね備えた作品。明解な注と美しい現代語訳により、『和泉式部日記』の世界が目の当たりに立ち上がる。参考資料として、『和泉式部集』から、敦道親王死去後の和泉式部の悲痛な心情を歌った「帥宮挽歌群」全122首を収める。
詩本草 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
富士登山の粥、伊勢四日市の蟹、舞阪の桃…。江戸時代後期、遊歴の漢詩人柏木如亭が、行く先々で口にした美食と、旅の記憶に漢詩を結合させた随筆。漢文体ゆえにあまり知られてはいないが、『随園食単』『美味礼讃』に匹敵する魅力的な一品。
新訂 新訓・万葉集〈上〉 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
『万葉集』20巻は世界に誇るわが国最古の一大歌集であり、日本人の魂の故郷というに相応しい古典である。無名の人民から大詩人・貴族・天皇まで前後4世紀余にわたるその収録歌はおよそ4500首を数える。上巻には巻1~10を収録。柿本人磨・山部赤人・大伴旅人・山上憶良ら代表的な万葉歌人たちの作が巻3に集中して現われる。
古今和歌集 新編日本古典文学全集 (11) (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
王朝盛時の美意識を、優雅に謳う千百余首。わが国初の勅撰和歌集を全一冊に収録し、平明な現代語訳や精確な頭注、的確な解説とともに紹介。